カトウのブログ

観た映画や読んだ本、その他について

よくわからない世界

先日、映画「蛇にピアス」を見たのですが、まったく知らない世界だなと思いました。 なぜピアス付けたりやタトゥー入れたりするのか? 単なるファッションということも多いのかもしれませんし、周囲を威嚇する意味もあるのかもしれません。が、ネットで調べ…

震える牛

wowowで放映されているドラマ「震える牛」が面白い。 社会派ドラマというのでしょうか。食品偽装がテーマになっています。何年か前に食品偽装がワイドショーをにぎわしていましたが、その頃の事件を彷彿とさせます。いよいよ最終回で悪い奴らがどうなるのか…

普通の家族

『普通の家族がいちばん怖い 崩壊するお正月、暴走するクリスマス』(岩村暢子・新潮文庫)を読みました。223世帯を対象にした「普通の家族の実態調査」です。御節料理やクリスマスから他人の家の中が垣間見えて面白かったです。 特に興味深かったのは、クリ…

デザイナーの仕事場

先日みうらじゅんさんがラジオで「捨てるっていうのは、人も物も一緒なんですよ。そんなポイポイ捨ててる癖をつけると、人も捨ててしまうんですよ。よくないんですよ、あれ。」と発言されていまいた。これは断捨離の話題がでたときの発言。なるほどなと思い…

名づけることは、呪うこと

先日、知人が犬の散歩で仲良くなった人と“35年会(生まれ年だと思います)”を作ったと言ってました。聞くと単なる飲み会仲間が出来たということらしいですが、一応“○○会”と名が付くとこれから継続して会が開かれそうな感じで悪くないのかもしないと思いまし…

掃除をするということ

掃除はこまめにすればいいと思っていても、なかなかそうもいかないのが現状です。 別に それほど汚くしているとは思わないけど、かといって威張れる程キレイじゃないのは事実。掃除をすると気持ちがいいし、運が向くっていうし、常日頃こまめにしようと思う…

分人とヒミズ

平野啓一郎著『私とは何か_「個人」から「分人」へ』(講談社現代新書)を読みました。「唯一無二の本当の自分という幻想」はやめた方がいいじゃないかということが書かれていました。 友人Aといるときの自分と友人Bといるときの自分は違っていて当たり前、…

アメリカの職場でやってはいけないこと

アメリカの「職場でやってはならない8つの御法度」というのがあるそうです。アメリカのビジネスの専門家か誰かが言っていることで、ひとつの考え方として捉えれば良いと思いますが、ちょっと意外なところもあったので上げてみます。 1)働き過ぎる事(いつ…

顔認証技術に驚いた

世の中そんな事になってるんだとびっくりする事ってよくあります。最近では、アメリカの新エネルギーの話なんて聞くと、いつの間にそんな事になっていたの?なんて思ったりします。 エネルギーの話ではないのですが、先日TVで顔認証という技術について放送さ…

デザイン、物語の力

マンチェスター・ユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソン監督が26年半の監督生活に別れを告げました。これだけ長い間監督を続けるなんて脅威的です。 今期は香川選手も加わりより一層日本での注目度も高かったマンUですが、これまでに数々の栄光があ…

手ぶらにしたいけど。

奥さんがマンションでドーベルマンに噛み付かれたとういうニュースが記憶に新しい佐藤可士和氏ですが、この間、EテレのSWITCHインタビュー 達人達(たち)「小山薫堂×佐藤可士和」を見ていたら普段の外出時の持ち物が手ぶら状態なのに驚きました。小山…

さよなら私

みうらじゅん著『さよなら私』(角川文庫)はなかなか良い事が書いてありました。 おそらく仏教の教えをみうらじゅん風に書いたものだと思います。ですので「なるほど」と関心すると同時に、これから「そうしてみようかな」と思ってたりもして。ちょっとした…

アイコンの大切さ

フェイスブックやツイッターやLINEなどに設定するアイコン。ネットを見ていたら、どんなアイコンにしているかで、どんな人かを分析というか推測しているようなサイトがありました。(ちなみにアイコンとはwikipediaによると、「物事を簡単な絵柄で記号化して…

屏風絵の見方

NHKの日曜美術館で江戸絵画コレクターであるジョー・プライスのコレクションが紹介されていました。(放送は2週間程前だと思いますが) 番組では「江戸時代と同じ灯りで絵を見るとどのように見えるのか?」ということで、行灯の灯りで見るという試みがされ…

ソーシャルおじさん

『乗り遅れるな!ソーシャルおじさん増殖中!普通のおじさんたちのソーシャルメディア成功物語』(徳本昌大・高木芳紀著 ソフトバンク新書)を読んだのですが、タイトルからして、「ごくふつうのおじさんがツイッターやフェイスブックで奮闘しながら、それな…

もう一度見たい映画、見たくない映画

先週は録画しておいた映画を2本見ましたが、偶然にも両方とも子供が主人公のものでした。と言っても、内容とテーストはかなり違っていました。一本は「もう一度見たいな」と思わせるもので、もう一本は「もういいや」と思ってしまった映画でした。 でその映…

おしんとLINE

「おしん」の再放送を見ているのですが、世界中で見られているだけあって面白いですね。今のところ、おしんが大人になって東京の髪結いの店で修行をし、これから独立してどうなるか、というとこまで。その後は録画してあるのをこれからみたいと思っています。…

わたしという牢獄

映画『ドラゴンタトゥーの女』(2011年米・デヴィッド・フィンチャー)は、なかなかグッとくるものありましたね。40年前の少女失踪事件の真相を追求していくというストーリーで、話もとても面白いんですけど、真相を追う主人公のリスペット(ドラコンタトゥ…

本の中の“良い言葉“

本を読んで「なるほどと思った言葉」はどこかにメモをしておくか、スマホのメモソフトに入力しておくのが癖になっています。本を1冊読んでどのくらいの知識になるかわかりませんが、一言でもメモる言葉があると読んでよかったと思う事にしているのです。 今…

ミッドナイト・イン・パリ

ウディ・アレンの映画「ミッドナイト・イン・パリ」(2011年・米)はタイムトラベル・ファンタジーと言っていいのかはわかりませんが、とても見ていて楽しい気分になる映画でした。売れない小説家である主人公が、1920年代のパリにタイムスリップしていろん…

アイデアブック

『スウェーデン式アイデア・ブック』(フレドリック・ヘーレン著 ダイヤモンド社)という本は、いろいろなアイデアの発想法が書かれている本でした。実はこの本、書店のデザインの棚に置かれていたので、てっきりデザインのアイデア本だと思って買ったのです…

キャパの謎

2月に放送されたNHKスペシャル『沢木耕太郎 推理ドキュメント 運命の一枚“戦場”写真最大の謎に挑む』を見ました。あの有名な「崩れ落ちる兵士」についての検証でした。知らなかったのですが、この写真にはネガが残っていないということで、今イチはっきりと…

フォントのふしぎ

『フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?』(小林章・美術出版社)には、海外有名ブランドのロゴに使われているフォントが紹介されていました。ルイ・ヴィトンやゴディバやディオールのロゴなど。興味深い内容の上、写真も豊富で一気に…

デザインにひそむ美しさ

「『かっこいい』と感じたものと、『ダサい』と感じたものを毎日ノートに列記すればデザイン評論家になれる」。トム・ピータースという人が『デザイン魂』という本で書いている言葉だそうです。『デザインにひそむ〈美しさ〉の法則』(ソフトバンク新書 木全…

メイドインジャパンの自転車修理

近頃、日本の技術力という言葉をよく耳にするような気がします。「この不況を技術力で乗り切ろう」のように。この間,NHKで放映されたドラマ『メイド・イン・ジャパン』も日本の技術がテーマのひとつでした。確かに、日々暮らしていて意外な商品やサービスで…

紙とデジタル

『成功するDMの極意 全日本DM大賞年鑑2011』(宣伝会議)に紹介されていた受賞作にGoogleの「うちわ」のノベルティDMがありました。GoogleとDMって何となく似つかわしくない感じもするのですが、なんでも「デジタル媒体と紙媒体では受け手の脳の情報処理の仕…

一瞬を切り取ると見えるもの

昨日、映画『ミッション8ミニッツ』を見ました。シカゴで起こった列車爆破テロの事件を解明するために爆破8分前の意識に入り込むとうストーリーでした。爆破8分前の意識に入り込むというのは、死んだ人の脳には8分間の記憶が保存されていて…なんて、説明が…

いくらで散髪してますか

美容室のお客さまから教則本のデータのみのご依頼がありました。 とりあえず、データをプリンタで印刷して使用するようですが、いづれは冊子にしたいという考えのようでした。 そういえば、この間、TBSラジオ「久米宏ラジオなんですけど」を聞いていたら「い…