カトウのブログ

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デザイナーの仕事場

先日みうらじゅんさんがラジオで「捨てるっていうのは、人も物も一緒なんですよ。そんなポイポイ捨ててる癖をつけると、人も捨ててしまうんですよ。よくないんですよ、あれ。」と発言されていまいた。これは断捨離の話題がでたときの発言。なるほどなと思いました。物事って一つの方向から考えがちなので、ぼくも断捨離が話題になると、どうしてもそっちに引っ張られて、「確かにそうなだ、物を捨てよう」なんて思っていたのですが、この発言を聞いて少し考えが変わりました。

 

こんな感じで違う視点で指摘されるとドキっとするけど、大事ですよね。

グラフィックデザイナーという人たちもそんな違った視点をもたないとダメな職業なのかもしれません。多様な視点と言った方が良いかもしれませんが、「なるほどそうくるか!」みたいのが人々の目に止まったりしますもんね。

 

『デザイナー37人の仕事場』(デザインノート編集部・編 誠文堂新光社)は、タイトルで示している通り第一線で活躍しているデザイナーの仕事場を写真入りで紹介している本でした。仕事場を見るとうのはなかなか面白かったです。それぞれが仕事をしやすい環境作りをしているのが垣間見えるとうのか、こんなところで仕事をしているのか?という驚きとういうのか。とにかく、普段は絶対に入り込むことができない場所ですので興味深いことこの上なかったです。

 

以前TVで見たのですが、とても整理整頓の行き届いたオフェスのデザイナーに、「スタッフで片付けない人はいないのですか?」と質問したところ、「几帳面な人しか採用しないんです」と答えていたのを思い出しました。なるほど、このデザイナーにとっては、そこがとても大事なことのひとつということなんですね。