最近「修業論』(内田樹・新書)という本を読み始めました。そこに無知について書かれていました。
「無知とは知識の欠如ではない。そうではなく、知識で頭がぎっしり目詰まりして、新しい知識を受け入れる余地がない状態のことを言う。」
どんなことでも「こうなることは想定内でこうなるだろうと思っていた」と言い張る人がいるけど、そういう人こそ無知であるということです。
そういえば、TVやラジオでそういう人ってけっこういますね。りっぱな肩書きをもっているし知識もあるんだけど、なんとなく好きになれない人ってそういうことだったのかもな。