カトウのブログ

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等伯

小説「等伯」(安倍龍太郎著)を読みました。

まったく飽きさせることない小説でしたね。

等伯(とうはく)とは、安土桃山から江戸初期の絵師長谷川等伯のこと。どこまでが事実としてわかっている事なのかは疑問ですが、厳しい戦国の時代に生きた絵師の物語は壮絶なものでした。狩野派との争い。その中で起こる息子久蔵の謎の死。 近いうちに大量の予算を使ってNHKあたりが絢爛豪華なドラマにしてほしいと思うくらいの物語でした。

 

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*1:「松林図屏風」の絵はがきを冷蔵庫に貼ってみました