カトウのブログ

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メイドインジャパンの自転車修理

近頃、日本の技術力という言葉をよく耳にするような気がします。「この不況を技術力で乗り切ろう」のように。この間,NHKで放映されたドラマ『メイド・イン・ジャパン』も日本の技術がテーマのひとつでした。確かに、日々暮らしていて意外な商品やサービスでも関心させさることはよくあります。

話は変わりますが、自転車のチェーンが外れてしまいました。最近頻繁に外れます。そんなことだから、チェーンの修理用に鞄にはいつも軍手を入れてあるのですが、今回の外れ方は本体とのチェーン巻き取り部分の間にねじ込まれるように食い込んでしまって、どうにも手に負えません。なので、諦めて自転車を押して帰る事に。

まあ、30分ほどなので軽い運動になってよかったなと思ったのですが、さて、自転車をどうしようという問題が。自転車が無いと、ちょっと不便だし。10年以上乗ってここまでガタが来てしまったら買うしかないか、という結論が出かかったところに思い浮かんだのが、近くの自動車修理の工場。そういえば、去年自転車のパンクを直してもらったのを思い出したのです。表に控えめに「自転車パンク修理500円」という手作り看板がかかっていたので持って行ったのですが、思ったよりサービスもよく、知識も技術もしっかりしていたのでした。「ただ、パンクはやってくれても、チェーンは無理かな」本職は自動車修理だし。なんて思いつつも、自転車を処分する前に一応行ってみることに。

すると、やってくれました。チェーンの修理。しかも、壊れていたブレーキも直して、料金は2,200円。相場は知らないので高かったのか安かったのかはわからないですが、捨てようと思っていた自転車だったのだから、これでもう少し乗れると思えば安いもの。しかも、チェーンが頻繁に外れる理由もわかり(チェーンは古くなると伸びてきて、外れ易くなるらしい、知らなかった)、「少し詰めておいたので、外れる事もなくなるはず」とのこと。いやー、助かった。で、帰りがけに修理のおじさんが名刺をくれたんですけど、そこには「自転車安全整備士」の肩書きが。なるほど。でもだったら、表の看板パンクだけじゃなくって、『自転車修理いろいろできます』って書いておけばいいのに。