よくわからない世界

  先日、映画「蛇にピアス」を見たのですが、まったく知らない世界だなと思いました。

なぜピアス付けたりやタトゥー入れたりするのか？

 単なるファッションということも多いのかもしれませんし、周囲を威嚇する意味もあるのかもしれません。が、ネットで調べてみると、仲間に入るための儀式的な意味だったり、苦しみや痛みに耐えたことへの勲章だったりとかがあるようです。また、精神的に痛みによって心が落ちつくだとか、ストレスから逃れるためだとか、自己嫌悪の現れだとか、いろいろ書かれていました。

なかなか理解出来ない人には理解できない世界なのでしょう。

先日、TVであるアーチストの人がホラー映画は理不尽なことが起こるから良いし、人が死ぬからいいと言っていました。つまり、世の中とは理不尽なことが起こり得るし、人は必ず死ぬものだからって。

理不尽なことがあることや死を知ることと同じように、知らない世界を垣間みることが出来るのも映画の良いところです。とする『蛇にピアス』も、 わからない世界を考える機会を得たのは間違いないから、この映画を見てよかったということでしょうか。でもやっぱり、これくらいじゃ垣間見たまでは行ってないないですね。