手ぶらにしたいけど。

奥さんがマンションでドーベルマンに噛み付かれたとういうニュースが記憶に新しい佐藤可士和氏ですが、この間、EテレのＳＷＩＴＣＨインタビュー　達人達（たち）「小山薫堂×佐藤可士和」を見ていたら普段の外出時の持ち物が手ぶら状態なのに驚きました。小山薫堂氏はバックを持ち、財布の中にポイントカード類の山。二人の違いが明確に現れていました。ぼくもどっちかというと荷物多い派の方なので、ちょっと手ぶらに近い状態に挑戦していきたいなと思ってしまいました。佐藤氏の事務所の整理整頓も見事でこれほどスッキリした事務所はたぶんないだろうなという感じ。恐れ入りました。

ところで、先日NHKのクローズアップ現代は「脱・長時間労働の実践」という内容で放送されていました。「今、多くの企業で、長時間労働を経営リスクととらえ、会社全体で働き方を変えようと取り組むところが増えている。」ということで長時間労働と決別するためにどうすればいいのかだとか、それによってどんなメリットがあるのかを話されていて興味深かったです。

番組では、一般的なイメージとしてかなりハードに長時間働いてると思われている雑誌編集者の脱長時間労働を取材していました。自分の時間を持つ事で頭がクリアになったり、アイデアが浮かんだり、趣味に時間が使える事で、机の前で20時間考えてようやく出てきた発想が、スムーズにでるようになっただとか、時間の使い方によるメリットを紹介していました。

確かに、行き詰まるといくら考えてもダメだったり、ミスも多くなったりするなと、自分に置き換えても納得でした。

いらない物は整理してなるべくクリアにすることと、時間をうまく使うのは同じなのかも。そうえいば、最近、しっかりした財布を持たずに、ベリッとはがせる鍵も取り付けられる簡単な財布に、小銭と少しのお札とカード一枚入れて外出するようになりました。なんとなく始めたことですけど、今のところ、困った事はありません。メモもスマホで済んじゃうし、やってみれば手ぶらで外出も意外に簡単なんでしょうね。佐藤氏も慣れると絶対いいとおすすめしていました。まずはこのへんからとっかかれば手ぶらも恐くなくなるかもです。